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福島原発 汚染水を考える

福島第一原発の汚染水を考える。
貯蔵タンクが2022年には満杯になることから海洋や大気中に放出することになると報道されている。
あらゆる放射性物質は除去できるようであるが今タン2クに貯蔵されている放射性物質は除去できないトリチウムのみであるようである。
トリチウムは宇宙線と大気が混ざり雨水に混ざり自然界に存在し私達の体内にも数10ベクトル存在するようである。
原発から発生する放射の放出する放射線の種類は、「アルファ(α)線」「ベータ(β)線」「ガンマ(γ)線」がある。
トリチウムはβ線のみの放出です。このβ線は、薄い金属板などでさえぎることができる。
トリチウムが放出するβ線はエネルギーが弱いため、空気中を約5mmしか進むことができず、紙1枚あればさえぎることも可能である。皮膚からも侵入しにくい、管理がしやすい。
国内外の既存の原発でも冷却水等のトリチウム汚染水を海洋や大気中に希釈放出しているようである。
福島第一原発でも2022年のタンク満杯時には海洋放水を考えているようであるが環境汚染で批判や風評被害が大きい。
ついては、一案として
A 汚染水の処理方法として
1, セメントに汚染水を混ぜてモルタル又はコンクリートの漁礁ブロックを作り太平洋の海深数千メートルの海溝に沈めてはどうか。
紙でもβ放射線を遮られることから海洋での放射はゆっくりとなり放射能の半減期12年衰退期30年であることから、風評被害も抑えられる。
漁礁製造は船上で生コン製造と枠に流し込み作業は自動制御で被爆なく海上で行なえる。
2, 又は原発敷地内を長期利用不可能地域と指定して地中数千メートルまでボーリングして深く掘り込み、トリチウム汚染水をかき混ぜたセメントモルタルを流し込み注入してかためていく、数十年後の衰退期後はには環境汚染も無くなることから、この上ない。
掘り出した土壌や岩盤は低地の海岸沿いの津波対策の盛り土としての活用ができる。一石二鳥である。
3, 水からトリチウムを分離する技術として、近畿工学部(広島県)は、水を微細な穴を持つアルミニュム製フィルターに通すことでトリチウム水を分離する装置を東洋アルミニュームなどと共同開発したと2018年6月に発表した。
その他電気分解の方法も発表されている。

B トリチウムの性質と活用方法を見てみる。
トリチウムが放出する弱いβ線は人体の皮膚を貫通できず、外部被爆の危険性がほとんどないとされている。

4,トリチウム光源は、ガラス管に封入されたトリチウムガスが出すβ線が蛍光物質を励起させ、その時に可視光線が発せられるというもの、自発光ですので何もしなくても光を出し続けてくれる。トリチウムは半減期が12年ほどなので12年経つと明るさはだいたい半分になる。
5, 中国のECサイトで本物の『原子力電池』が販売中!20年交換不要(秒刊サンデー)
で話題になったCityLabs社製のNanoTritiumバッテリなどが上げられる。
水素の同位体であるトリチウム(三重水素)を最大で2Ci(1Ci=37GBq)程搭載し、放出されるβ線が持つ最大18.6keVの運動エネルギーを直接GaP(リン化ガリウム)の半導体素子で電力に変換するというものです。
主に軍事用としての利用が想定されていて航空宇宙・防衛企業大手のロッキード・マーチン社による耐久試験も行われたそうです。他にはペースメーカーなどの医療分野での利用も考えられるとの事。
6, トリチウム太陽光発電パネル
放射能で身体に危険でないものもあります。その1つがトリチウムで、米国では太陽光発電パネルに使われている」
6-2 トリチウム電池、
ウクライナ国立学士院の科学者、ヴラディスラフ・キセレス教授が、充電なしで12年間も電池が持つ小型バッテリーを開発した。

7, トリチウム、時計の文字盤などに用いられる蛍光(夜光)塗料にも含まれている。
トリチウムが放出する弱いβ線は人体の皮膚を貫通できず、外部被爆の危険性がほとんどないとされている。
福島が太陽光発電パネル製造拠点、原子力電池製造
放射能物質の安全な衰退処分と利用活用の拠点作りが制御不可能の原子力に一定の道しるべを示すことができて資源にもなり得る事から研究を深める必要を考える。

(Wikipedia参照)

渡慶次 明

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